
「土」がある場所には、自然と草木や花が育ち、鳥や昆虫たちが集まってきます。やがてそこに雨が降り、泉が湧くこともあるでしょう。
そんな自然の営みを思いながらふと窓の外に目を向けると、そこには「土」がほとんどありません。都会であれ地方であれ、この光景は同じです。
郊外の市街地では、「少し離れれば田んぼや畑、山があって緑があるよ」とよく耳にします。
私にもその感覚はよく分かりますし、実際に私の暮らす徳島県も同じ状況です。
けれども、私たちが生活する住まいや職場の窓から外を見渡すと、そこに広がるのはアスファルトの道路やコンクリートの駐車場、建物の壁ばかり。
日常の中で緑や自然を体や心で感じる機会は、実は驚くほど少なくなっています。緑や自然が「あるのが当たり前」だと思っているからこそ、その不足に気づきにくいのかもしれません。
人の視界には常に60%の緑が必要だとも言われます。その考え方には一理ありますが、私はそれを絶対的な正解とは思っていません。
ただ、「もし身近に緑があれば、人はもっと心地よく過ごせる」という理想には強く共感しています。
私の願いはシンプルです。
それは「土」、つまり大地の存在をもっと身近に増やしていきたいということです。
とはいえ、人工的に造られた地盤を取り除き、すべてを「土」に戻すことは現実的ではありません。
であれば、その上に緑を植え、自然の営みを感じられる空間をつくればいい。今の私の想いは、まさにそこにあります。
これまで、数多くの屋上や人工地盤に芝生を植えてきました。
春には新芽が芽吹き、夏には緑が茂り、秋には紅葉する。そんな四季の移ろいを身近な場所で感じることができます。
高層ビルの屋上にも、とんぼやバッタ、蝶々、鳥など多くの生き物が訪れます。初めて見た時は驚きましたが、同時に「これこそが本来の自然の姿なのだ」と深く実感しました。
オーナー様にとって、緑や自然をお金で買うことには抵抗があるかもしれません。
私自身もその気持ちを理解していますし、その隔たりを完全に埋めることは難しいでしょう。
それでも、この仕事には大きな喜びがあります。状況確認で立ち寄った際、オーナー様からいただく笑顔の言葉です。
「外から入ってくる風がとても新鮮です。夏場なんかは、子どもがエアコンなしで昼寝してくれるんですよ。野鳥もよく遊びに来るようになりました。」
最後に——けやきの木一本で、人が一生で吸う酸素を供給してくれると言われています。
私たちは、その価値をもう一度見つめ直す時代に生きているのだと感じています。
代表取締役 青山 恭久
| 会社名 | アースコンシャス株式会社 (旧社名:ティ・アイ・シー有限会社) |
|---|---|
| 創業 | 平成8年1月11日 |
| 設立 | 平成8年10月17日 |
| 資本金 | 1,300万円 |
| 役員 |
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| 従業員数 | 13名(2026年1月現在) |
| 本社 |
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| 東京事務所 |
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| 大阪営業所 | 〒585-0874 大阪府吹田市古江台3-2-2 |
| 研究場 | 〒771-4503 徳島県勝浦郡上勝町生実字野尻 |
| 許可・認定 |
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| パテント | 自社保有数(2026年1月現在) 特許権:19件「登録特許 うち国際特許1件」 商標権:5件「登録商標」 |
| 取引銀行 |
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| 事業内容 |
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| 経営理念 |
創造から始まる私たちの仕事は大地と自然の営みから得られる限りある資源を生かし人類と自然の新たなルールを作り出すことです |
| 社長訓 |
与えられた状況と環境の中で精一杯努力してこそはじめて新たな道が開ける |
| 社訓 |
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アースコンシャスの歩みを簡単にご紹介します。
ティ・アイ・シーを創業
航空測量による地図の作製と天然芝マットの研究開発を開始
ティ・アイ・シー有限会社を設立
天然芝マットの開発で徳島県知事賞を受賞
天然芝マットの開発で徳島ニュービジネス大賞(健闘賞)を受賞
平成11年度中核産業創造プログラム事業(高度技術研究会開発型研究会)を採択、「繊維廃棄物、廃プラ、天然素材等を利用した天然芝マットの開発研究会」をテーマに産・学・官共同の研究体を発足し、新たな研究開発事業を開始
平成12年度課題対応技術革新促進事業(課題対応新技術研究調査事業)を採択、「合繊系廃棄物を用いた園芸用資材の開発に関する研究調査」をテーマに研究開発事業を開始
ティ・アイ・シー有限会社を分社、アースコンシャス株式会社を設立
ティ・アイ・シー有限会社より環境関連事業を継承し、植物栽培マットの研究開発、製造、販売を本格的に開始
中小企業創造活動促進法認定<徳島県指令新第64号>
「合繊系廃棄物及び廃プラ、天然素材を用いた非土壌系植物栽培マットの研究開発」にて取得
平成14年度徳島県地域活性化創造技術研究開発費補助事業を採択、「繊維廃棄物再利用による屋上等人工地盤用緑化資材「植物栽培マット」の開発」をテーマに応用的開発事業を開始
日立プラント建設株式会社「松戸研究所」と薄層緑化における熱効率試験(省エネルギー効果、CO2削減効果等)の共同研究を開始。
アースコンシャス株式会社 東京事務所開設
徳島県農林水産総合技術センター「農業研究所」とコチョウラン栽培における生産効率向上(収量安定、早期出荷、花期延命)のための新培地の共同研究を開始
中小企業創造活動促進法認定<徳島県指令新第3021号>
「衣料廃棄物を用いた折版屋根及び壁面緑化資材の研究開発」にて取得
埼玉県緑化普及事業への貢献により、埼玉県知事:上田清司氏から感謝状を授与
平成16年度四国地方発明表彰「発明協会徳島県支部長賞」受賞
徳島県リサイクル認定製品 第1号を取得「エコグリーンマットシステム」
エコマーク認証取得
公共建築協会 評価認定「人工屋上緑化用システム」
一般社団法人 緑のまちづくり支援機構 法人理事就任
経済産業省(ジェトロ) 輸出有望案件発掘支援事業採択
東京都((財)東京都中小企業振興公社) ニューマーケット開拓支援事業採択
ティ・アイ・シー有限会社と統合合併
薄層屋上緑化技術協会 法人運営委員長就任
論文供出「屋上森林環境が要介護高齢者に及ぼす影響 : 主観評価を用いて」
ネオアグリ・アース株式会社を設立(奈良県大和郡山市)
本社新社屋移転(自社所有)
一般社団法人 緑のまちづくり支援機構 普及広報・事業推進委員長就任
薄層屋上緑化技術協会 法人副会長就任(運営委員長兼任)
第20回 環境・設備デザイン賞 優秀賞およびBE賞 ダブル受賞
持続可能な開発目標(SDGs)宣言
第9回 ジャパン・レジリエンス・アワード(国土強靱化大賞)優秀賞受賞
著書(共著)出版「ポリエステル媒地の素晴らしい世界」
建築緑化技術協会 法人会長就任
防災・減災×サステナブル大賞2026 審査員賞(アグリカルチャー部門)受賞
